Mindfulness is an inner structure,
sensitised to the now

– Sister Stan

glen

Glendalough photo by tigric

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 「ガッテン」(NHK、2016年9月28日
放送)が〈ボケない!脳が若返る「めい想パワー」SP〉 を特集した時、mindfulness への言及があった。その mindfulness「気づき」は日本の座禅が元になっており、アメリカ流にマニュアル化したものとの説明があった。

 
根拠となるハーヴァード大学の研究は〈8週間毎日20分瞑想をした結果、海馬の灰白質の濃度が5%増えた〉というもの(2010年)。 

  
ふだん忙しく働いている脳の前頭前野(思考や判断を担う)を休ませ、脳の機能を向上させるという原理。

 
寝ているとき、前頭前野も寝ている。その間、海馬が1日の情報の取捨選択・整理をする。要らぬ記憶を棄て、要る記憶を残す作業をする。 海馬が働くとき、シータ波が出る。

 ブッダの言葉も番組で挙げられていた。
 

意識して息を吸い、意識して吐く。
こうすれば、大きな効果がもたらされる

Ānāpanassati evaṃ bahulīkatā

Mahapphalā hoti mahānisaṃsā˝ ti. Paṭhmaṃ.

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アイルランドのシスター・スタンの言う、現在を敏感に意識する内部機構としての mindfulness も畢竟おなじことを示すものだろう。

 その状態に至るために、呼吸のことだけを考えよというのがブッダの言。

 いづれにしても、この状態に至れば、脳は覚醒する。冴えわたる。雑念が湧く状態の対局にある。
 
 

The Little Book of Inspirations
Stanislaus Kennedy
Columba Pr
2013-02-15



Sister Stan の本。一日一言。上記の言葉は〈2月13日〉のところにある。