アン・クリーヴス『水の葬送』(2015)

Cleeves-Water


『水の葬送』を読んでいると次のような箇所がある。

バイキングの火祭りのとき、集会場のひとつで彼女を見かけたんだ。」(83頁)

 この「バイキングの火祭り」に「アップ・ヘリー・アー」とルビ。どう見ても英語じゃない。いったい何語だろう。

 調べると古(期)ノルド語(Old Norse)らしい。up は何かが終わりの状態にあること、hellyは祝日・祭日、aaはすべての意だと(ウィキペディアの 'Up Helly Aa')。つまり、まとめると、「すべての祭日のおわり」。「クリスマスの季節」(12月25日~1月5日)のおわりを指す。

 シェトランド本島の州都ラーウィクで催されるUp Helly Aaの動画がある。




水の葬送 (創元推理文庫)
アン・クリーヴス
東京創元社
2015-07-19


水の葬送 ペレス警部シリーズ (創元推理文庫)
アン・クリーヴス
東京創元社
2015-07-21